2011年1月7日金曜日

環境に配慮した魔法の粉。

固~い青竹がパウダーになる。

その瞬間を見たとき、私はすごいと思った。

幸運なことに日本で最新鋭のマシーン、(株)大橋の裁断機が九州から私の町にやってきた。


この機械を買ったのは、農業研修を行っている方だ。

有名な新聞社を退社し、農業という新しい領域に飛び出した方がいる。

その方が奥村さんだ。

奥村さんが裁断機を購入するきっかけとなったのは、ある人物の出会いである。


プロカメラマンという異色の肩書を持つ人物は、5年間ブルーベリーの栽培を夢見ていた。

さなざまなキャリアを積み、高い視点から物事を判断、行動できる。

その方は佐藤 章さんという。

章さんとは奥村さんは、里山がっこうで、であった。


二人は地域の農業の活性化と、それぞれの未来を語りあった。

ブルーベリーを栽培するには、かなりの経験と知識がいる。

二人ははブルベリーの栽培について、さまざまな調査と実験を行った。

ブルベリー栽培は、水はけに用いる土壌が欠かせない。

その栽培に竹のパウダーが必要なことが分かった。

竹パウダーを作る機械は、さまざまなメーカーが存在する。

導入できる条件は、竹パウダーの品質をかなえる性能が求められる。狭い畑に搬入する機動力も必要だ。


耐久力やメンテナンスをも加味しながら、固い竹を粉砕できる機械が調査された。

奥村さんは、竹パウダーの対する可能性と章さんの情熱に、裁断機 購入の判断をした。


私は里山学校の校長先生と、昔からのお付き合いがあり二人を紹介していただいた。

その裁断機が届くことを、奥村さんから聞かされた。

どんな機械が来るのだろう?

私の裁断機への期待が膨らんだ。
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