2011年1月21日金曜日

佐藤 章さんのもう一つの顔。

世界中の山岳写真がある。

この写真は、竹パウダーを作る章さんが撮影したPostCardだ。

里山がっこうさんで山岳写真の個展があると聞き見に行った。

独特の技法で撮影された写真は、動いているような錯覚さえ覚える。

誰が撮影されたのかときいたら、佐藤 章さんという写真家の方だという。

その後、里山がっこうに行き、初めて佐藤さんとお会いした。

佐藤さんに印象は、気さくでどっしりとしているというかんじがした。

章さんはどんなことを聞いてもわかりやすく明快に答えてくれる。

世界中の山岳を自分の足で登り、心が赴くままカメラのシャッターを押してきた。そんな話を聞かせてくれた。

私はすっかり章さんのファンになった。

私はある写真がとても気に入った。冬の夕陽の一瞬をとらえた、感動的な作品だ。

その作品をしばらく見ていると、もうその光景に入り込んでしまいそうなかんじがする。

私は章さんにお願いして、夕陽のパネルを購入させていただいた。

イメージした画像をイメージして、無意識にシャッターを何度か切る。

要するに版画のように色を何回も載せてゆく、どくときの技法らしい。

山に魅せられた男は、竹パウダーという新しい媒体作りに情熱を燃やしている。

一人で黙々と竹林に入り、竹を伐採し竹パウダーを作る。

そんな姿に、私はいつも心を打たれる。章さんに応援したくなるのだ。

今日は川俣の友人の竹を切っている。

章さんの挑戦はこれからも続く。
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