世界中の山岳写真がある。
この写真は、竹パウダーを作る章さんが撮影したPostCardだ。
里山がっこうさんで山岳写真の個展があると聞き見に行った。
独特の技法で撮影された写真は、動いているような錯覚さえ覚える。
誰が撮影されたのかときいたら、佐藤 章さんという写真家の方だという。
その後、里山がっこうに行き、初めて佐藤さんとお会いした。
佐藤さんに印象は、気さくでどっしりとしているというかんじがした。
章さんはどんなことを聞いてもわかりやすく明快に答えてくれる。
世界中の山岳を自分の足で登り、心が赴くままカメラのシャッターを押してきた。そんな話を聞かせてくれた。
私はすっかり章さんのファンになった。
私はある写真がとても気に入った。冬の夕陽の一瞬をとらえた、感動的な作品だ。
その作品をしばらく見ていると、もうその光景に入り込んでしまいそうなかんじがする。
私は章さんにお願いして、夕陽のパネルを購入させていただいた。
イメージした画像をイメージして、無意識にシャッターを何度か切る。
要するに版画のように色を何回も載せてゆく、どくときの技法らしい。
山に魅せられた男は、竹パウダーという新しい媒体作りに情熱を燃やしている。
一人で黙々と竹林に入り、竹を伐採し竹パウダーを作る。
そんな姿に、私はいつも心を打たれる。章さんに応援したくなるのだ。
今日は川俣の友人の竹を切っている。
章さんの挑戦はこれからも続く。
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