2011年1月7日金曜日

竹パウダーの製品を調達した。


昨日サンプルをさし上げたお客様から、「竹パウダー」のオーダーを受けた。

20キロを一袋。「花が元気になりますよ」というわたしの一言で買うことを決めたのだという。

前回も来て頂いたが欠品を起こしていた。

今日朝、章さんに電話をして「竹パウダー」を作っていただいた。

1キロの竹パウダーを、「のどから手が出るほどほしい」というわたしの声に、章さんは迅速に答えてくれた。

わずかな注文ながら、雪が舞う中竹林で竹を伐り倒し、一人で竹パウダーを作る姿に「男らしさ」を感じじつつ製品を分けていただいた。

行ってみると、新しい製品サンプルができていた。

竹パウダーよりも、粒が粗く養豚などの敷物に適した製品だ。

養豚の業者の方は、動物の敷物に使う木くずを、高い値段で買っているが手にはいらずに悲鳴を上げている。

この機械は竹だけでなく、木材も粉砕できる能力がある。

そんな話を章さんからきいて1キロ5キロ20キロ、3種類を仕入れ、自宅に戻った。

自宅に帰ると、近所の方が竹伐採についてお問い合わせがあった。

父が畑で使う鶏糞は、近所の養鶏場を経営されている方が処分に困り定期的にいただいているものだ。



この仕事は始まったばかりで決して順風満帆なビジネスではない。

わたしは章さんをを喜ばせようと、養鶏をされているその方のお宅にお邪魔した。

行ってみると、その方のお母様は、私の洋品店のお得意様だった。

養鶏場のオーナーさんは30年、コツコツ今の仕事を続けていそうだ。



近所に竹林で困っている人がいて、料金についての問い合わせただいたらしい。

必要な料金と、人数、メリットをお話しした。

相手の方は料金の安さに驚いた様子で、「手間代くらいで竹林を伐採してもらえるのなら、ありがたいね」といってくれた。

1キロの見本をさし上げた。

この仕事は自分の言葉で、相手の方に伝えていく楽しみがある。

一気に拡買など考えず、一人一人に「竹パウダー」を丁寧にお伝えしてゆく、わたしはそう考えている。

行くが舞う中、帰る車の中でわたしは一人悦に入っていた。

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